オスカーの飼育方法

シクリッド

特徴

熱帯魚の中でも中型~大型に位置づけされるオスカー。
非常に良く人に良く慣れるため、ペットフィッシュてして大変人気のあるシクリッドです。
よく見かける種類としては、赤い斑点がトラ柄模様のようなタイガーオスカー、全身に赤い斑点の広がったレッドオスカー、体が白く目が赤いアルビノオスカー、模様がヒョウ柄のレオパードオスカーなどがいます。

また、ワイルド個体は産地によっても様々な模様があり、コロンビア産ペルー産などと種類分けされています。

体長

30cmから40cmになると言われています。
一般的にワイルド個体のほうがブリード個体よりも大きくなります。また、ブリード個体の中でもアルビノ種は若干サイズが小さい傾向になるようです。

ウチのアルビノルビータイガーオスカーは、
 購入時10cm ⇒ 購入後3ヵ月で18cm ⇒ 購入後10ケ月で24cm ⇒ 購入後1年6ヵ月で27cm
という感じで成長しました。
水槽が狭いのとアルビノのブリードなので、30cmまでいかないかもしれません。

寿命

オスカーの寿命は10年から20年と言われています。
飼育を始める際は、長い付き合いになることを念頭において購入しましょう。

飼育環境

オスカーは30cm超まで成長するため、90cm以上の水槽が必要と言われています。
また、エサをよく食べてよくフンをするので水質悪化が早く、強めの濾過能力が必要です。

ウチは27cmでまだ60cm規格で飼育していますのでちょっと窮屈かもしれません。
その分、濾過は強めにしています。

水槽:60cm規格水槽(ベアタンク)
濾過:上部 GEXグランデ600
   外部 エーハイムクラシック 2215
   スポンジフィルター ブランド不明
水質:弱酸性(pH6前後)
水温:27℃から28℃

この環境でセルフィンプレコ2匹一緒に住んでいますが、水質や魚の状態はすごく安定しています。

エサ

肉食魚なので、金魚などの生き餌や肉食魚用の人工飼料を食べます。

ウチでは生き餌も極たまに与えますが、ほとんど人工飼料です。

・キョーリン ひかりクレストカーニバル
・オクト・ゼニス プレデター
・テトラ クリル

体長が15cmくらいまではプレデター+クリル、現在はカーニバル+クリルをあげています。
クリルは毎日あげるのではなく、3日に一回くらいのペースです。

混泳

混泳はやや難しい種類です。

そもそも多頭飼いするには120cm以上の水槽が必要になります。
水槽が準備できれば、オスカーの多頭飼いやポリプやバルプと混泳されている方は沢山いらっしゃいます。

ウチの場合は水槽が狭くオスカーは単頭飼いなので、混泳は難しいです。
難しいのですが、オスカーは食べ方が汚く食べかすが底に溜まるので、掃除屋さんとしてセルフィンプレコを一緒に飼っています。
プレコにとっては決してよい環境ではないと思いますが、プレコはウロコが固く丈夫なので、ひどいケガをすることはありません。但しヒレはつつかれます。

病気

オスカーはある程度成長すると環境の悪化にはかなり強くなりますが、それでも白点病や体表が白くなる水カビ病になることがあるようです。

また、オスカーの場合、頭部穴あき病という病気があります。
ブリード個体の場合、結構な確率でこの病気になるそうです。

ウチのコも、症状は酷くはありませんが右側のエラの上あたりが直径5mmほどエグれています。

オスカーの頭部穴あき病は、すぐに弱るとか死に至るとかいうことはなく、人間でいう生活習慣病のようなものと捉えています。

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