ピンポンパールの飼育方法

金魚

特徴

真ん丸な体に小さなヒレがとてもカワイイ金魚です。
ウロコにも特徴があり、パール鱗というザラザラした突起状の鱗がきれいです。

その体形から泳ぎはすごくヘタな種類ですが、ヨチヨチとした泳ぎ方が愛嬌があって魅力的です。

金魚の中でも人気の高い種類のため、アクアショップはもちろん、ホームセンターのペットコーナーなどでもよく見かけます。

一般的に流通しているピンポンパールは東南アジア産のものが多いため、26℃から28℃が適温と言われており、飼育する際にはヒーターが必要になります。
※これに関しては、ヒーター無しで飼育されていて特に問題ないという方もいらっしゃいます。

体長・寿命

金魚の中では人気のある種類のせいか、ショップで売っているサイズは2,3cmの幼魚が多いです。
成長すると15cmから20cm程度まで大きくなると言われています。

平均寿命は5~6年と言われていますが10年以上長生きした例もあるようです。

ウチでの飼育環境

水槽:45cmレイアウト水槽
濾過:エーハイム エココンフォート 2234
   GEX簡単ラクラクパワーフィルターM
水質:弱酸性(pH6前後)
水温:26℃

元々この水槽は水草水槽でしたが、プレコと金魚に全て食べられてしまい、ちょっと寂しげな見た目になってしまいました。水草は金魚の大好物なので注意しましょう 笑

エサ

基本的になんでも食べます。
ウチではキョーリン咲ひかりをあげています。

動きが遅くエサ取りのヘタな種類なので、混泳魚がいる場合はピンポンパールにエサが行き届いているか注意しましょう。
また、浮上性のエサをあげると、転覆病になり易いと言われています。
ウチでは気にせずあげていますが、気になる方は沈下性のエサをあげましょう。

<2021.09.20 追記>
転覆病が気になる方はこちらのエサがお勧めです。

ウチのコが1匹、転覆気味になった際に、こちらのエサに切り替えたらすっかり元気になりました。

混泳

丸型(琉金型)で金魚の中でも最も泳ぎが苦手な種類ですので、他の魚との混泳は基本的に避けたほうが無難です。泳ぎの得意な和金などと混泳させると「エサが十分に行き届かない」「つつかれて鱗が剥がれたりストレスから弱ってしまう」などのリスクがあります。

サイズを大きく育てたい場合は、単独飼育か琉金など同じ体形の金魚との混泳が良いと思います。

但し、他の魚との混泳がダメという訳ではなく、ウチでは和金や熱帯魚と混泳しています。
<混泳相手>
・和金
・レッドライントーピード
・ネオンテトラ/カージナルテトラ
・コリドラス・パンダ
・ファンシースポットプレコ
・ロイヤルプレコ

写真の通り「鱗はがれ」が出ています。
後ろのほうの凹んだ部分が剥がれているので、引っ掛けたのではなく、他の魚につつかれたのだと思います。本来は混泳は避けた方がよいのかもしれません。

病気

品種改良を重ねてできた種類のため、金魚の中では体質が弱い種類とされています。
金魚のかかる病気には一通りかかると思って注意しましょう。
(白点病、水カビ病、エロモナス由来の病気、お腐れ病、寄生虫、etc.)

また、ピンポンパールはその体形から金魚の中でも転覆病になりやすい種類です。

ウチでは1匹、幼魚のときに、エロモナス感染からの転覆病にかかり、最期はまつかさ病にかかって落ちてしまいました。
とはいえ、水がしっかり出来上がっていて、エサのやり過ぎに注意すればそうそう病気にはかからないと思います。

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